こんにちは。数多くのネットビジネスや副業案件の裏側を暴いてきた、SEOライターの私(新藤)です。
2026年現在、SNSや動画プラットフォームの広告を通じて、非常に魅力的な副業の案内が拡散されています。
それが、今回ご紹介する「MARKET(マーケット)」と呼ばれるネットショップ運営ビジネスです。
このビジネスは、特別なスキルや知識がない初心者であっても、完全無料で自分だけのオンラインショップを構築できると謳っています。
さらに驚くべきことに、何もしなくても毎日8万円、月収にして240万円もの利益を自動で受け取れるという、信じがたい内容がアピールされているのです。
このようなあまりに好条件すぎる話を聞くと、誰もが「本当に稼げるのか?」「何か裏があるのではないか?」と疑問に思うでしょう。
そこで、数々のネット副業を厳しく見極めてきた私が、実際にこのシステムに登録し、その実態を隅々まで調査しました。
提供される情報の真偽や、開発者である「滝沢賢治」氏の正体、そして登録した後に待ち受けるリスクについて、客観的な視点から詳しく解説していきます。
甘い言葉に騙されて大切な資産を失う前に、まずはこの記事を最後まで読んで冷静な判断を下してください。
新藤「作業は1日たった1分の確認だけ」というアピールは、非常に魅力的です。しかし、ビジネスの仕組みとして本当に成り立っているのかを慎重に見極める必要があります。
MARKET(マーケット)とはどんな副業?滝沢賢治が提案するサービス概要
まずは、MARKET(マーケット)という案件が、広告や案内ページでどのようなビジネスとして紹介されているのかを整理しておきましょう。
彼らが主張するビジネスモデルは、「完全自動型のオンラインショップ運営」です。
通常、ネットショップを自分で立ち上げて運営するためには、仕入れ、在庫管理、発送、顧客対応など、膨大な作業と知識が必要です。
しかし、このMARKETを利用すれば、そうした面倒な業務はすべて「プロのスタッフ」が代行してくれると案内されています。
ユーザーに求められるのは、システム上で用意されたショップの店長になり、日々の売上をチェックして簡単なサイン(承認手続き)をするだけとのこと。
これだけで毎日8万円の利益が自分の口座に振り込まれるというのが、彼らの主張するビジネスの全貌です。
さらに、案内ページでは以下のような極めてハードルの低い条件が並べられており、初心者でも安心して始められる印象を与えています。
「初期費用ゼロ」「加盟金ゼロ」「専門知識や経験は一切不要」といった甘い言葉が並び、リスクがまったくないことを強くアピールしているのです。
すでに170名以上の実践者全員が、毎月240万円という莫大な利益を継続的に達成しているとも記述されています。
- ビジネスモデル:プロが代行する自動収益型ネットショップの運営
- 必要な作業:1日1分、売上画面を確認してサイン(承認)するだけ
- 宣伝されている収益:毎日8万円、月収240万円、年収2,880万円
- 開始費用:初期費用0円、加盟金0円、完全無料でのスタートを示唆
これほどの高収入が本当であれば、日本中の誰もがすぐに参加するはずです。
しかし、世の中には美味しい話の裏に、必ずといっていいほど「罠」が仕掛けられています。
ビジネスとしての現実的な根拠や、誰がその費用を本当に負担しているのかが、案内ページの段階では全く見えてきません。
誇大広告の特徴に当てはまる部分が多いため、この時点で「ノーリスクで稼げる」と盲信するのは非常に危険です。
MARKET(マーケット)の料金・登録の流れを徹底追跡
では、このMARKET(マーケット)に実際に登録すると、どのような流れで案内が進んでいくのでしょうか。
実態を掴むため、私は実際にメールアドレスと名前を入力し、公式のアカウントへと登録調査を進めました。
登録を完了すると、画面は「店長専用ページ」を作成するための9つの設定ステップへと遷移します。
この初期設定はゲーム感覚で進められるように設計されており、ユーザーに「本当に簡単に店が作れた」と思わせる仕組みになっています。
具体的な手順は以下の通りです。
ステップ①:個人情報(名前・メールアドレス・年齢・性別)の入力
ステップ②:自分をサポートする専属マネージャーの選択
ステップ③:マーケティング担当スタッフの選択
ステップ④:広告運用を代行する担当スタッフの選択
ステップ⑤:顧客からの問い合わせに対応するカスタマー担当の選択
ステップ⑥:選択したプロフェッショナルチームの確定
ステップ⑦:ショップで取り扱う商品ジャンル(アパレル、ガジェット等)の選択
ステップ⑧:ネットショップのメインテーマカラーを設定
ステップ⑨:自分のオリジナルショップの店名を入力し、店舗登録を完了
この9ステップを終えると、画面上にはすぐにきらびやかな「店長専用ダッシュボード」が表示されます。
そこには、先ほど選んだ頼もしそうなスタッフたちの顔写真が並び、「あなたの代わりにプロが24時間体制で稼働しています」といったメッセージが表示されるのです。
しかし、これらはすべてあらかじめプログラミングされた仮のシステム画面であり、実際に店舗がオープンして稼働しているわけではありません。



顔写真が掲載されているスタッフたちが本当に実在するのか、その所属やプロフィールを証明するものは何一つありません。ただのイメージ素材である可能性が極めて高いです。
登録完了の翌日になると、デモ画面上の売上金が「前日の収益:85,000円」といった形で勝手に増えていきます。
そして、主催者である滝沢賢治氏が登場する解説動画の中で、「深夜24時までに利益確定のサインをしなければ、この売上はすべて失効してしまう」というルールが提示されます。
これは、ユーザーに焦りを与え、毎日システムにアクセスさせるための巧妙な心理誘導です。
その後、より詳細なサポートや利益の現金受け取り手続きを行うためとして、「マネージャー直通LINE」への登録を強く誘導されます。
動画では、「現在は約10日間の無料トライアル期間」であり、「正式なメンバーとして利益を口座に引き出すための手続きや、発生する諸経費の後払い精算については、後日改めて動画で説明する」と告げられます。
ここに最大の罠が潜んでいます。初期費用が無料であっても、後から莫大なシステム利用料やサーバー保守代金、仕入れ代などの名目で、高額な料金を請求されるストーリーが用意されているのです。
「最初は無料だが、実際にお金を手に入れようとする段階で、結果的に高額なバックエンド商品を売りつけられる」という、典型的な情報商材の販売手法です。
MARKET(マーケット)の口コミ・評判は?怪しい噂を分析
次に、ネット上で「MARKET(マーケット)」がどのような評価を受けているのか、客観的な口コミや評判について調査しました。
まず、彼らの公式案内ページに掲載されている「実践者の声」を見てみると、素晴らしい大絶賛の嵐となっています。
50代の男性が「開始初日で9万円以上の売上が出て、人生が変わった」、70代の年金受給者が「スマホ操作だけで毎月200万円以上の不労所得を得ている」といった、夢のような体験談が並んでいます。
しかし、こうした公式ページに記載されている良い口コミは、運営側が販売を促進するために自作自演で捏造したものである可能性が極めて高いと言わざるを得ません。
これらの体験談を裏付ける客観的な証拠(確定申告の書類や実際の銀行口座の入金履歴など)は、一切公開されていないからです。
どれほど都合の良い実績が並べられていても、それを鵜呑みにしてはいけません。
一方で、一歩外に出て検索エンジンやSNS、Yahoo!知恵袋などの「第三者によるリアルな口コミ」を調べてみると、状況は一変します。
ネット上の評判は、不安の声や警鐘を鳴らすレビュー記事で溢れかえっているのが現状です。
具体的には、以下のようなネガティブな指摘が数多く確認できます。
- 「画面上の売上金はどんどん増えるが、出金しようとすると高額な正会員プランへの加入を求められた」
- 「サーバー管理費やドメイン代の名目で、後から数十万円の契約を迫られる」
- 「誇大広告の典型例。毎日8万円などというお金が、何の作業もなしに入ってくるわけがない」
- 「滝沢賢治という人物をネットで調べても、13社を率いる実業家としての実態が一切確認できない」



良い口コミばかりを発信する公式ページの情報に惑わされず、ネット上の否定的なリアル意見にこそ耳を傾けるべきです。それが被害を未然に防ぐための鉄則です。
このように、客観的な目線で口コミを分析すると、この副業に対して実際に利益を受け取れたと報告している一般ユーザーは誰一人として存在しないことがわかります。
存在する評判は「稼げない」「怪しい副業なので近づくな」という警戒を促すものばかりです。
こうした悪評の多さこそが、この案件の危険性を雄弁に物語っていると言えるでしょう。
新藤がMARKET(マーケット)を調査した結果・特商法の危険性
副業案件の信頼性を検証する上で、最も重要と言っても過言ではないのが「特定商取引法に基づく表記(特商法表記)」です。
特商法は、消費者を悪質な事業者から保護するために法律で義務付けられているもので、会社名、所在地、連絡先、責任者、返金規約などを明記する必要があります。
私が「MARKET(マーケット)」の特商法表記を隅々まで調査した結果、非常に深刻な問題点がいくつか浮き彫りになりました。
まずは、彼らの公開している特商法情報をまとめた以下の内容をご覧ください。
【特商法表記の調査内容】
●運営責任者:滝沢賢治
●運営所在地:茨城県つくばみらい市絹の台2-4-15
●電話番号:記載なし(確認できず)
●メールアドレス:takizawa●marktakiz.com
●販売価格:無料案内(ただし後日高額商品の説明あり)
●表現、及び商品に関する注意書き:「本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」
まず、重大な問題の1つ目は「電話番号の記載が一切ない」ということです。
何かトラブルが発生した際、メールだけの連絡では無視されてしまえばそれまでであり、実質的なサポート体制は皆無に等しいと言わざるを得ません。
さらに記載されている所在地「茨城県つくばみらい市絹の台2-4-15」をマップで検索してみると、13社を束ねる大企業の実業家が拠点にするには、あまりに不自然な普通の一軒家が表示されます。
そして極め付けは、注意書きに書かれた「利益や効果を保証したものではない」という一文です。
案内ページでは「全員が毎日8万円稼げている」「月収240万円確定」といった、あたかも確実に入金されるかのような強い表現を多用していました。
しかし、法律が適用される特商法の免責事項には「稼げなくても一切の責任を負わない」と逃げ道をガッチリと作っているのです。



「絶対に稼げる」と広告で煽り、契約書類や特商法では「自己責任」と小さく書く手法は、悪質な情報商材会社が最も得意とする手口です。これには絶対に騙されてはいけません。
こうした運営実態の不透明さから、消費者庁や国民生活センターでも「無料や低額なサービスをエサにして登録させ、後から高額なサポートプランやシステム費用を契約させるトラブル」への注意を呼びかけています。
このMARKET(マーケット)のやり方は、まさに公的機関が注意を促している「高額バックエンド請求の手口」と完全に一致しているため、極めて危険です。
特商法に重大な不備があり、広告の約束事を法律上「一切守る気がない」ことが明示されている以上、関わるべきではないと断言します。
よくある質問
まとめ:MARKET(マーケット)は怪しい?新藤の総評
ここまで、滝沢賢治氏が発信する「MARKET(マーケット)」の怪しい副業ビジネスについて、その料金体系や特商法の不備、実際の口コミなどを網羅的に検証してきました。
結論として、私はこのMARKETという案件への参加を一切おすすめしません。
「初期費用0円で、店長になって利益を受け取るだけ」という謳い文句は、あまりにもできすぎたフィクションです。
最初は誰もが手軽に挑戦できるように見せて安心させ、登録後は毎日の「デモ画面上の利益」に執着させます。
そして心理的に断りにくい状況を作った上で、最後には高額な契約金を請求するというビジネスモデルであることは容易に予想できます。
どれほど簡単そうに見えても、本当に何もしないままで毎日8万円、年収3000万円近くを稼がせてくれるプロ集団など、この世には存在しません。
改めて、関わるべきではないと判断した大きな理由
- 毎日8万円、月収240万円を稼げるという客観的・合理的な証拠がない
- 特商法に電話番号が書かれておらず、トラブル発生時の逃げ道を作っている
- 特商法では「利益や効果を一切保証しない」と広告と矛盾する表記をしている
- 後出しでドメイン代、サーバー管理費、仕入れ代など、想定外の費用が請求される懸念が強い



副業を探している方の「現状を変えたい」「少しでも多くの収入を得たい」という純粋な気持ちを悪用する業者が多すぎます。甘い言葉で近づいてくるビジネスには、十分にご注意ください。
副業を探す際は、初期費用の有無だけでなく、「どのような仕組みで売上が発生するのか」「運営元は社会的信頼がある会社なのか」を徹底的に調べることが大切です。
焦って登録してクレジットカード情報を入力したり、借金をしてまで参加費を支払うことのないよう、冷静な判断を心がけましょう。
あなたの努力と大切な時間、そして資産を、このような怪しいビジネスに消費してしまわないように強くお勧めします。










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